動画の通り梅粉をまぶして食べるのですが、これが暑い台湾では塩分糖分がサッパリととれて良いんですね。国民食です。
さて、ES-Zに続き日本人の知らない台湾の話を少し書こうと思います。
動画の最後でも触れましたが台湾の国民、と一口に言っても単一民族ではない訳です。
可憐だとされる先住民も現在16もの民族が承認されていますし、各々言葉も違います。最後に承認されたものは2014年のことだったと思います。確か。
漢民族だとしても、いつの時代に大陸から台湾島に来たかでその人たちの呼び名が違います。
では台湾語とはなんなのかというと、これもまた違うもので本当は「閩南語」といいます。
これはオランダ領だったときに奴隷として連れて来られた福建省の人たちが話すチベット由来の言葉で16の民族が話す言葉とはまた違うものです。
現在の14代国家元首である蔡英文は民族主義思考が強い方です。
皇民化政策(日本植民地時代、台湾島の人間も日本人として教育等を受けたこと)に関して先住民に国家元首と言う立場から謝罪をしています。
一部の考えでは、中華民国と言う名前すら捨て、台湾共和国にしようと言う案が出るほど、民族の問題はまだ何も解決をしていない状態です。そして根強いです。
少数民族(200人程度の民族もあるんですよ)等は経済格差も生まれてしまうため、国家が支援金を出していたりもします。
しかし混血や経済の発展から昔のような生活をしている人はわずかだと聞いています。
アフリカも合衆国にしようなんて話も前々からありますし、人種のるつぼアメリカももちろん合衆国ですね。
宗教もそうですが民族主義と言うのは難しいですね。
チェコスロバキアが記憶に新しいですが、ナショナリズムって私は大切だと思うんですけどね…。
争いごとに発展しがちな話題なので、外部の人間が興味本位で尋ねるのはやめておきましょう。。。
ここで台湾のテレビに出ていた先住民の女性たちの画像を貼って終わりにします。
それぞれ自分の部族の民族衣装を着ています。
この方は阿美族という台湾先住民で15万人と一番多い人口を誇る部族の血筋です。
この方はタイヤル族の方です。ビビアン・スーもタイヤル族の出です。先住民の中で二番目に多い8万人いる部族です。
この方はセデック族、6千人程度の部族です。
映画にもなった「セデック・バレ」で焦点が当たっている民族です。やや反日的な内容の映画です。(仕方ありませんね^^;)
で、どの子がいいですか?