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チャイナアドバイス China Vape TV

VAPEレビューブログ。VAPEの個人的な感想、使用感を書きます。

VAPE誕生の歴史。電子タバコはどうやってできたか。

 

温度管理チップまでできたVAPEですが、今までどういった流れでここまで来たのかをハンムラビ法典を元にまとめてみます。嘘です。

 

原型

原型の原型は1927年に遡ります。日本の歴史で言うと、初めての地下鉄が運行した時代です。

ジョセフ・ロビンソンという人物が当初は薬剤を吸引によって投与するものとして原型を開発し、1927年に電子気化器として特許申請、1930年にニューヨークで特許が認定されました。

しかしそれは煙草の代わりとして開発販売されることはありませんでした。

日本でも世界各国でもそうですが、TVスポンサーに煙草会社がついてCMが多く流され、街には煙草の看板だらけ、ハンフリーボガートがかっこ良く煙草を吸っている時代、煙草の代わりとしてわざわざ蒸気を接種することは浸透するわけがなかった時代です。

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世界初のElectro Cigarとしての特許

電子タバコとして最初の特許が承認されたのは1927年から月日が経った1963年のことです。

アメリカでハーバート・A・ギルバートという人物が取得しました。1965年には雑誌でも紹介されたそうです。

 

庭で木や葉を燃やしていたときの煙への不快感から「湿っていたら不快じゃないんじゃないの?」とアイデアをひらめき、叔母の焼くクッキーの香りで「香りがあれば美味しいし満足するのでは?(彼のフレーバーにはニコチンは入っていませんでした。)」と結論が出たとインタビューで語っています。なかなかコスモな発想ですよね。

そんなひらめきから、彼は物を燃やす必要性を否定し、無害、無煙に風味を感じられ煙草の代わりになるものがあれば安全に喫煙できるんじゃないか、との試みで開発されました。同時に、その時代からタールを危険視していたということです。

彼は1920年代のものよりも小型のバッテリーを開発し、ラム酒ルートビア等様々なフレーバーも開発して煙草会社、製薬会社に売り込みました。

 

しかしながら、呼吸器疾患のある人への薬剤吸引機としての扱いしか受けませんでした。企業は特許が切れるのを待っていた、との意見も言っています。

そして工場の火災によりプロトタイプを失ったりと苦難が続いています。

しかもまだまだ煙草の勢いは強く、タイミングも悪かったと言っています。

 

その後1965年から、2003年まで少数の発明家が電子タバコの特許を提出しましたが、物として人気が出ることはありませんでした。

 

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ニコチン接種、Vapingに対する理解

医師であるフィル・レイもその少数のうちの一人です。彼もまたヘビースモーカーで、1987年に肺ガンで亡くなっています。

 

彼はVaping、Vaperという造語を作り、1981年にFAVOR SmokeFree Cigaretteという製品で特許を受けていました。高周波超音波式で、蒸気は出ません。

当時の禁煙ツールは、処方箋がないと手に入らないニコチンガムしかなくアメリカでは認められていない所も少なくありませんでした。

 

そしてニコチンへの研究、理解が足りない時代でもありました。

そこでヤコブソン博士と研究、実験を繰り返し、E-cigは喫煙者が受ける有害なタール、一酸化炭素の害を受けることなく、ニコチンを接種できること、その後の血中ニコチンが減少、消滅するというデータを出し、本物のタバコの代替えになるということを証明しました。

それだけでなく、長期的に見て煙草よりも健康的にニコチンを接種する手段だということを訴えることにもなりました。

ですがまだまだタバコ全盛期。浸透することはありえませんでしたし、企業からの圧力があったと語っています。

 

そして現代のVAPEの誕生 

中国、遼寧省出身のハン・リーはヘビースモーカーだった父を肺がんで亡くしました。

そして彼自身もヘビースモーカーで禁煙の度にニコチンパッチを大量に消費するような生活をしていました。

 

大学では中国医学を専攻し、国営企業で漢方の生産や漢方医師を10年した彼は、食用添加物使用で害のない煙草に変わる何かはないものかと考えていました。

 

当初は超音波によって気化させる無煙の煙草を開発していましたが、あまりにも機器が大きかったため加熱気化式の手法をとり、2003年には中国で特許を提出し、超音波式を中国で販売。

そして2004年に彼の会社、如烟集团有限公司(RUYAN)から煙の出る加熱気化式のRUYANを中国市場から発売します。

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その後国際特許を取得。2006年には欧州市場へ導入、欧米ともにすぐに大人気になりました。

馴染みのある電子タバコの誕生です。

その頃には喫煙による害は明白で、人々もそれをよしとしておらず、ニコチンパッチやニコチンガムの効果も禁煙ツールとして頼りないものだったと人々は気付いていました。

また、吸引という行為も重要で、それによってのニコチン接種が求められていた時だったのかもしれません。

 

それから

今日までものすごいスピードで進化してきました。

カートリッジの綿はティッシュで大丈夫(大丈夫じゃない)とかウィックを焼くとかなんとかとか一般人も工夫できるくらい身近なものになるまでには、実はこれだけの長い月日がかかっていたんですね。

そして健康的に禁煙を行うことにこれだけ情熱をかけた人たちがいたんだなと思うと、なんだか感動します。そして利権や制圧によって、歴史から言って今更になってしまったことが悩ましいですね。

これからもすごいスピードで進化して、同時に色々な問題が出てくるのかもしれません。

とりあえず、趣味としても、節煙、禁煙目的としても電子タバコを楽しみましょう!^^

 読んでくれてありがとうございました。